素 (ㇲ)

“九死に一生”×4を得てからの生き方を綴る

君の名は。

2018年1月3日

映画『君の名は。』地上波初放送の日でした。

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映画公開当時、中学3年生の娘と小学5年生の息子にせがまれ、映画館へ観に行きました。

私は映像がキレイな恋愛映画なんだろうなーくらいの予想だったので、本編中盤辺りから衝撃…というか恐怖心に襲われていました。

というのも、2016年4月17日に起きた熊本地震で被災して数ヶ月後だったのです。

やっと仮設住宅に落ち着いた頃でした。


『糸守町』に堕ちる彗星の被害と地震の被害・登場人物と自分の家族がオーバーラップし、得もいえぬ感情の揺さぶりに胸が痛くなりました。

子供が怖がるのではないかと不安に思いながらも最後まで観ましたが、映画自体が何方かと言えばハッピーエンドだった為か不安は杞憂に終わりました。。良かった

娘は特に気に入り、その後も友達と映画を観に行ってました。


そして待望の『君の名は。』地上波登場。

あの時の心の揺さぶられ感を思い出しました。

今でもあのシーンを観ると恐怖を感じます。そんな話しを家族でしていると、夫(48歳)が言いました。

「俺映画館も怖かった。暗いし逃げ場ないし」って。

夫がそこまで不安を抱えていた事に驚きました。

この年代の男性はなかなか自分の弱さを出せないのでしょうね。

 

私が今回書き残したかったのはこの、夫の言葉です。もっと夫の心情を慮れるヒトでいたいな。